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脳の糖尿病?認知症との関連について

話している医者

高齢者が糖尿病と認知症を併発するケースが増加しています。
認知症には脳血管型とアルツハイマー型の2種類があります。
高齢の糖尿病患者は、そうでない高齢者と比べて両方の認知症において、発症リスクが2倍以上あることが分かっています。
脳血管型では、糖尿病では血糖値が高い状態が続くと血液がドロドロに粘度が高くなるため、血液が通る血管にも負担がかかります。
脳の血管や血流に異常が起きれば認知症を引き起こします。
一方、アルツハイマー型認知症は、脳にβアミロイドというタンパク質が沈着しています。
βアミロイドには血糖値の上昇を防ぐインスリンというホルモンの働きを阻害します。
インスリンは元々βアミロイドの分解をサポートする働きがありますが、糖尿病ではインスリンの分泌が少ないのでβアミロイドが分解されずに認知症を進行させます。
βアミロイドは認知症を発症する25年前から蓄積されます。

65歳でアルツハイマー型認知症になった人は、40歳から蓄積されているので、高齢者でなくても糖尿病予防が重要です。
予防には腹八分目の食事が基本で、血糖値を上げる甘い食べ物は控えます。
肉を多く食べる人は悪玉コレステロールが増加しているので、野菜や果物、海藻もバランスよくメニューに取り入れます。
アルコール性の認知症というものが存在するので、お酒の飲み過ぎも良くありません。
睡眠不足も糖尿病や認知症の原因です。
糖尿病などの生活習慣病にかかると自分がガンになるリスクを考える人は多いですが、認知症になることを想像することは少ないです。
しかし多くの研究データで証明されているので、糖尿病になったら生活習慣の改善や薬の服用など医師の指示に従って治療しなければなりません。

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